曲の紹介(Sunshine Of Your Love サンシャイン・ラブ)
【曲 名】Sunshine Of Your Love(サンシャイン・ラブ)
【アーティスト】Cream(クリーム)
【作詞】Pete Brown(ピート・ブラウン)
【作曲】Jack Bruce(ジャック・ブルース)/ Eric Clapton(エリック・クラプトン)
【概 要】1967年リリースされたクリーム2枚目のアルバムでベストセラーとなった「Disraeli Gears(カラフル・クリーム)に収録され、シングルカットされた。
この曲は、彼らの代表する曲となり、ローリング・ストーン誌の「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2004年版)」において65位にランキングされた。
【記事参照元】Sunshine Of Your Love-Wikipedia
【原詩引用元】Sunshine Of Your Love-Genius
曲の解釈
この曲は、ベースのジャック・ブルースとエリック・クラプトンが作曲し、ジャックの友人で詩人、ミュージシャンのピート・ブラウンが作詞しました。
最初の印象的なリフは、ジャック・ブルースが、初めてジミ・ヘンドリックスの演奏を見た時に、インスピレーションを得てベースで作ったとのことです。
このリフをもとに、ブルースとクラプトンが作り上げました。
曲の内容は、主人公が恋人に対して、強く想う気持ちを綴っています。
しかし、詩人のピート・ブラウンらしく、抽象的な表現で聴く側ににいろいろ想像させる内容です。朝になると、主人公は彼女のもとへ行く(行きたい)と言っています。
つまり、現在の二人の間は、誰か何かの影響(1番の最初に「(朝の)光が、彼らの疲れた目を閉じさせる」が関係している気がします。)で、一緒にいられないようです。
しかし、朝がくれば会える、それを待ち続けてると言っています。
何か、普通では結ばれない、哀しい恋のストーリーを歌ってる気がします。
60年代を代表する名曲の一つ「サンシャイン・ラブ」を聴いていてみてください。
歌詞の和訳(Sunshine Of Your Love サンシャイン・ラブ)
(原詞:太文字)
Sunshine Of Your Love
It’s getting near dawn
近づいている、夜明けが
When light’s close their tired eyes
光が閉じさせると、奴らの疲れた目を
I’ll soon be with you, my love
俺はすぐに君のもとへ行くよ、愛しい人
Give you my dawn surprise
君に捧げる、夜明けのサプライズを
I’ll be with you, darling, soon
君のもとへ行くよ、ダーリン、すぐに
I’ll be with you when the stars start falling
君のもとへ行くよ、星たちが消えはじめたら
I’ve been waiting so long
俺は待ち続けてる、ずいぶん長く
To be where I’m going
向かうその場所へ着けることを、
In the sunshine of your love
陽射しがあたる、君の愛の
2)
I’m with you, my love
君といるんだ、愛しい人
The light’s shining through on you
光が輝いてる、君を通り抜けて
Yes, I’m with you, my love
そうさ、俺は君といるんだ、愛しい人
It’s the morning and just we two
朝には、俺たち二人きり
I’ll stay with you, darlin’, now
君と過ごしたい、ダーリン、今すぐ
I’ll stay with you ‘til my seas are dried up
君と過ごしたい、俺の海が干上がるまで
I’ve been waiting so long
俺は待ち続けてる、ずいぶん長く
To be where I’m going *1
向かうその場所へ着けることを、
In the sunshine of your love
陽射しがあたる、君の愛の
3)
I’m with you, my love
君といるんだ、愛しい人
The light’s shining through on you
光が輝いてる、君を通り抜けて
Yes, I’m with you, my love
そうさ、俺は君といるんだ、愛しい人
It’s the morning and just we two
朝には、俺たち二人きり
I’ll stay with you, darling, now
君と過ごしたい、ダーリン、今すぐ
I’ll stay with you ‘til my seas are dried up
君と過ごしたい、俺の海が干上がるまで
I’ve been waiting so long
俺は待ち続けてる、ずいぶん長く
I’ve been waiting so long
俺は待ち続けてる、ずいぶん長く
I’ve been waiting so long
俺は待ち続けてる、ずいぶん長く
To be where I’m going
向かうその場所へ着けることを、
In the sunshine of your love
陽射しがあたる、君の愛の
キーワード
*1. To be where I’m going:
“to be where” は「その場所に居ること」から「その場所に着けること」としました。
“I’m going“は「行っている」から「向かう」としました。
アーティストの紹介(Cream クリーム)
【名 前】Cream(クリーム)
【メンバー】
エリック・クラプトン(ギター・ボーカル)
ジャック・ブルース(ベース・ボーカル)
ジンジャー・ベイカー(ドラムス)
【活動期間】1966-1968年
【結成地】イギリス・ロンドン
【概要】ジンジャー・ベイカーが当時「ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズ」にいたエリック・クラプトンをバンドに誘ったが、クラプトンは当時「マンフレッド・マン」にいたジャック・ブルースをベースにという条件を出した。
ベイカーとブルースは非常に仲が悪かったが、ベイカーが承諾して1966年に結成された。
各メンバーは当時それぞれイギリスにおいてミュージシャンの間では、「cream of the crop(選りすぐりのもの)」と呼ばれるほど定評があった。
このころのエピソードでは、ジミ・ヘンドリックスが憧れていたクラプトンと共演し、ヘンドリックスの演奏テクニックにクラプトンが驚いて泣きそうになったと言われている。
デビューアルバム「フレッシュ・クリーム」はイギリスのチャートで6位、アメリカのチャートで39位を獲得した。
3人の演奏はお互いの高い演奏力でアドリブをぶつけ合うもので、2年の短い活動にもかかわらず他のミュージシャンたちへ大きな影響を残した。
アルバムの紹介
1966年 フレッシュ・クリーム / Fresh Cream
1967年 カラフル・クリーム / Disraeli Gears
1968年 クリームの素晴らしき世界 /Wheels of Fire
1969年 グッバイ・クリーム / Goodbye Cream
1970年 ライヴ・クリーム / Live Cream
1972年 ライヴ・クリーム Vol.2 / Live Cream Volume II
2016年 ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・クリーム / the very best of CREAM
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