MENU

Gimme Shelter(ギミー・シェルター) – The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)和訳

目次

曲の紹介

【曲名】Gimme Shelter(ギミー・シェルター)
【アーティスト】The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)
【作詞・作曲】Keith Richards(キース・リチャーズ)/Mick Jagger(ミック・ジャガー)
【概要】1969年にアルバム「Let It Bleed(レット・イット・ブリード)に収録された。
ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2004年版)では38位にランキングされた。

【記事参照元】Gimme Shelter-Wikipedia
【原詩引用元】Let It Bleed-Album

曲の解釈

この曲は、ミック・ジャガーが1995年のローリングストーン誌のインタビューに答えたところでは、当時の汚い(Nasty War)ベトナム戦争はみんながきらいで、反対していて、この曲は戦争を終わらせる啓示だったと言っています。

また、主にこの曲を作ったキース・リチャーズは、当初のインスピレーションはベトナム戦争や社会不安がメインではないとのこと。

たまたまロンドンの友人のアパートの窓からギターを抱えて見ていると、突然信じられないほどのモンスーンがやってきて、人々が安全な場所を求めて逃げ惑う姿にインスピレーションを受けたとのことです。(Gimme Shelter-Wikipediaより)

曲の内容は、子供たちに教訓のように「戦争は、遠い先の話ではない」「銃弾のように一瞬で飛んできて始まるもの」また、レイプや殺人も「身近で、一瞬のうちに起きるもの」と言っています。

この曲は1969年に作られましたが、2023年の現在も続いているウクライナ戦争を目の当たりにしてこの曲を聴くと、まさしく銃弾のように一瞬で飛んできて始まり、多くの命を奪い、レイプや殺人も行われるのが現実なのだと身につまされます。

最後の章のシスターへのくだりでは、”shot away”の韻を踏むように”kiss away“として「愛はキスの一瞬ではじまる」と言っています。まるで雰囲気が180°変わりますが、それまでの「戦争」「レイプ、殺人」が死とすれば「愛」は生を表していて、この生と死の両方が現実なんだと言っている気がします。

レコード動画(レコーディング参加)のR&BシンガーのMerry Clayton(メリー・クレイトン)とライブ動画のLisa Fischer(リサ・フィッシャー(1989年よりツアーに参加))のコーラスはすごいです。

ぜひ、合わせて聴いてみてください。

The Rolling Stones - Gimme Shelter (Live) - OFFICIAL PROMO

歌詞の和訳

(原詞:太文字)

Gimme Shelter

Ooh, a storm is threatening
ああ、嵐が襲いかかる
My very life today *1
俺のこの命をねらって、今日にも
If I don’t get some shelter
どこかシェルターに入らなければ
Ooh yeah, I’m gonna fade away
ああ、俺は消えて無くなる

War, children *2
戦争は、子供たち
It’s just a shot away *3
銃弾の一発でやってくる
it’s just a shot away
銃弾の一発でやってくる
War, children
戦争は、子供たち
It’s just a shot away
銃弾の一発でやってくる
it’s just a shot away
銃弾の一発でやってくる

2)
Ooh, see the fire is sweeping
ああ、見てみろ、炎が拡がっていく
Our very street today
俺たちのこの街へ、今日にも
Burns like a red-coal carpet *4
燃えている、まるで熾火のカーペットのように
Mad bull lost it’s way
怒り狂った雄牛は、道を見失った

War, children
戦争は、子供たち
It’s just a shot away
銃弾の一発でやってくる
it’s just a shot away
銃弾の一発でやってくる
War, children
戦争は、子供たち
It’s just a shot away
銃弾の一発でやってくる
it’s just a shot away
銃弾の一発でやってくる

間奏)
Rape, murder
レイプ、殺人
It’s just a shot away
銃弾の一発でやってくる
it’s just a shot away
銃弾の一発でやってくる
Rape, murder
レイプ、殺人
It’s just a shot away
銃弾の一発でやってくる
it’s just a shot away
銃弾の一発でやってくる
Rape, murder
レイプ、殺人
It’s just a shot away
銃弾の一発でやってくる
it’s just a shot away
銃弾の一発でやってくる

3)
Ooh,,The flood is threatening
ああ、洪水が襲いかかる
My very life today
俺のこの命をねらって、今日にも
Gimme, gimme shelter *5
俺にくれ、俺にシェルターをくれ
Or I’m going to fade away
このままでは、俺は消えて無くなる

War, children
戦争は、子供たち
It’s just a shot away
銃弾の一発でやってくる
it’s just a shot away
銃弾の一発でやってくる
War, children
戦争は、子供たち
It’s just a shot away
銃弾の一発でやってくる
it’s just a shot away
銃弾の一発でやってくる

I tell you love, sister *6
愛を教えてやるよ、シスター
It’s just a kiss away
キスの一発でやってくる
it’s just a kiss away
キスの一発でやってくる
It’s just a kiss away
キスの一発でやってくる
it’s just a kiss away
キスの一発でやってくる
It’s just a kiss away
キスの一発でやってくる
kiss away, kiss away
キスの一発、キスの一発

キーワード

*1. My very life:veryは「まさに」「まさしく」の意味で、「私のこの命」としました。

*2. children 「子供たち(よ)」と呼び掛けています。

*3. It’s just a shot away:”shot away”「撃つ、撃ち倒す」から「(戦争は)銃弾の一発ではじまる」の意味で「銃弾の一発でやってくる」としました。

*4. a red-coal carpet:「熾火(おきび:炭が赤くなっている状態)のカーペット」としました。

*5. Gimme:Give meの短縮

*6. sister:ここでは「修道女」の意味で「シスター」としました。

アーティストの紹介

【名 前】The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)

【結成】1962年4月-
【結成地】イギリス ロンドン
【概要】
結成当時のメンバーは、ブライアン・ジョーンズ(Gt.&Leader)、イアン・スチュワート(Piano&KB.)、ミック・ジャガー(Vo.)、キース・リチャーズ(Gt.)で、その後ビル・ワイマン(Bass.)とチャーリー・ワッツ(Drum)が参加した。

当初はブライアンがリーダーだったが、ミックとキースがコンビで作詞・作曲をするようになり、彼らがバンドをリードするようになる。

その後、ブライアンの退団後ミック・テイラー(Gt.)が1974年まで加入し、その後はロン・ウッド(Gt.)が加入し現在に至っている。

残念ながらドラムのチャーリー・ワッツが2021年8月24日に他界したが、バンドは現在でも活動しており、半世紀以上の活動において多くのアーティストに影響を与えた。

ローリング・ストーン誌の「最も偉大なアーティスト100」で4位。

アルバムの紹介

1965年 アウト・オブ・アワ・ヘッズ / Out Of Our Heads

1968年 ベガーズ・バンケット / Beggars Banquet

1969年 スルー・ザ・パスト・ダークリー(ビッグ・ヒッツVol.2) / Through The Past, Darkly

1969年 レット・イット・ブリード / Let It Bleed

1971年 スティッキー・フィンガーズ / Sticky Fingers

1972年 メイン・ストリートのならず者 / Exile on Main St.

1973年 山羊の頭のスープ / Goats Head Soup

1974年 イッツ・オンリー・ロックン・ロール / It’s Only Rock ‘n Roll

1976年 ブラック・アンド・ブルー / Black and Blue

1981年 刺青の男 / Tatoo You

ローリング・ストーンズ レコード(Amazon)

ローリング・ストーンズ 書籍(Amazon)

よかったらシェアしてね
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • いつもチェックしています。
    Stonesって昔から聞いてますが、その曲の詞を気にすることはなかったですね。
    サビのアタマ”War,children”なんですか?! 今まで”Ooh,children”だと思ってました^^;

    • h.yamaさん
      コメントありがとうございます。
      私も訳してびっくりなことが多いです(;^_^A
      歌誌サイト(GENIUS)や公式動画を確認しましたが、
      やはり”War,children”でした。

コメントする

目次