MENU

Have You Ever Seen The Rain(雨をみたかい) – Creedence Clearwater Revival(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)和訳

クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル写真
目次

曲の紹介

【曲名】Have you ever seen the rain(雨をみたかい)
【アーティスト】CCR (Creedence Clearwater Revival )
【作詞】・【作曲】John Fogerty(ジョン・フォガティ)
【概要】この曲は、CCR(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)が1970年に発表した楽曲で、アルバム”Pendulum”に収録、全米8位を記録したグループの代表作の一つです。

CCRはカリフォルニアのバンドだけれど、アメリカの南部をイメージさせるサウンドを持っています。

【記事参照元】雨をみたかい-Wikipedia
【記事参照元】ジョン・フォガティ-Wikipedia
【画像引用元】クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル-Wikipedia
【原詞引用元】Have You Ever Seen the Rain? Lyrics – Genius

曲の解釈

この曲は、「晴れた日に、雨が降り注ぐのを見たことあるかい?」という内容を歌っています。

これが、当時アメリカが行っていたベトナム戦争のナパーム弾を連想させるということで、アメリカ政府がTV等の放映禁止をしたそうです。

それから反戦歌として捉えられていますが、作者のジョン・フォガティ自身はインタビューで、歌詞の内容はうまくいかなくなったバンドの状況を憂いたものだと言っています。

作者の真意はわかりませんが、曲は聴く人のものでもあると思うので、当時のベトナム戦争に限らず反戦歌として歌われ続けられてもいいのではと思います。

Creedence Clearwater Revival - Have You Ever Seen The Rain (Official Lyric Video)
Creedence Clearwater Revival - Have You Ever Seen The Rain (Official)

歌詞の和訳

(原詞:太文字)

Have you ever seen the rain

Someone told me long ago
誰かが言った、ずいぶんと前に
There’s a calm before the storm
静寂が訪れると、嵐の前には
I know and it’s been coming for some time *1
分かってるし、少し前からそうなっている

When it’s over so they say
そいつが過ぎたあとに、こう言ってる
It’ll rain a sunny day
雨が降るのだと、晴れた日に
I know shinin’ down like water
知ってる、水のように輝くのさ

I want to know, have you ever seen the rain
知りたいんだ、雨を見たことがあるかい
I want to know, have you ever seen the rain
知りたいんだ、雨を見たことがあるかい
Coming down on a sunny day
降り注ぐのを、晴れた日に

2)
Yesterday and days before
昨日か、もっと前から
Sun is cold and rain is hard
太陽は冷たく、雨は激しい
I know, been that way for all my time *2 *3
分かってる、いつもそうさ

Till forever on it goes *4
ずっといつまでも続くんだ、
Through the circle fast and slow    
輪の中を速く、そしてゆっくりと
I know, and I can’t stop my wonder
知っている、だからずっと悩み続けてるんだ

I want to know, have you ever seen the rain
知りたいんだ、雨を見たことがあるかい
I want to know, have you ever seen the rain
知りたいんだ、雨を見たことがあるかい
Coming down on a sunny day
降り注いでいるのを、晴れた日に

I want to know, have you ever seen the rain
知りたいんだ、雨を見たことがあるかい
I want to know, have you ever seen the rain
知りたいんだ、雨を見たことがあるかい
Coming down on a sunny day
降り注いでいるのを、晴れた日に

キーワード

*1. for some time「しばらくの間」「しばらく前から」

*2. that way 直訳では「そんな様子」ですが、文脈から「そうさ」としました。

*3. all my time 「私のすべての時間」「いつでも」「のべつ幕なしに」から「いつも」としました。

*4. Till forever on it goes: “go on forever”「永遠に続く」、”till”は「いつまでも」と解して、「ずっといつまでも続く」としました。

アーティストの紹介

【バンド名】Creedence Clearwater RevivalJohn Fogerty(CCR)
【メンバー】John Fogerty(ジョン・フォガティ/ギター&ボーカル),Tom Fogerty(トム・フォガティ/リズムギター),Stu Cook(ステュー・クック/ベース),Doug Clifford(ダグ・クリフォード/ドラム)
【結成】1959年
【結成地】米国、カリフォルニア州エル・セリート
【概 要】当初バンド名は、Blue Velvets(ブルー・ヴェルヴェッツ)やGolliwogs(ゴリウォッグス)という名前で活動していましたが、1967年にCreedence Clearwater Revival (クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル/CCR)に改名しました。

音楽的には、西海岸のバンドではめずらしく、アメリカ南部の色を出しサザン・ロックの先駆者で、スワンプ・ロックの代表といわれた。
1993年にロックの殿堂入りし、ローリング・ストーン誌の「歴史上最も偉大な100組のバンド」で第82位にクレジットされている。

1969年から1971年にかけて、「プラウド・メアリー」、「バッド・ムーン・ライジング」、「雨を見たかい」などのヒット曲を出し、アメリカで14曲の連続したトップ10シングルと、5枚の連続したトップ10アルバムを生み出しました。

しかし、主力のジョン・フォガティと他のメンバーとの不和がもとで、1972年末に解散しました。
また、ジョンと他のメンバーとの訴訟問題も起こっています。

現在は、ジョン・フォガティはソロとしてCCRの曲を演奏し続けており、クックとクリフォードは1995年から2020年までCreedence Clearwater Revisitedを続けていました。

CCRの音楽は現代においても人気があり、アメリカだけでも4500万枚のレコードが売れています。
彼らのベストアルバム「Chronicle(クロニクル): The 20 Greatest Hits」はまだBillboard 200アルバムチャートに12年間ランクインし続け、2022年8月には600週を記録しました。(非連続)

アルバムの紹介

1968年 / スージーQ / Suzie Q

1969年 バイヨー・カントリー / Bayou Country

1969年 グリーン・リヴァー / Green River

1969年 ウィリー・アンド・ザ・プアボーイズ / Willy And The Poor Boys

1970年 コスムズ・ファクトリー / Cosmo’s Factory

1970年 ペンデュラム / Pendulum

1976年 クロニクル~グレイテスト・ヒッツ / Chronicle: The 20 Greatest Hits

クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル レコード(Amazon)

よかったらシェアしてね
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次