Take It Easy(テイク・イット・イージー)/Eagles(イーグルス)和訳

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曲の紹介

【曲 名】Take It Easy (テイク・イット・イージー)
【アーティスト】Eagles (イーグルス)
【作詞・作曲】Jackson Browne(ジャクソン・ブラウン)/ Glenn Frey(グレン・フライ)
【概 要】1972年にリリースされたイーグルスのデビュー曲、同年6月に「イーグルス・ファースト」に収録され、彼らの代表曲となった。(ロックの殿堂(アメリカオハイオ州)にも納められている)

【記事参照元】: Take It Easy-Wikipedia
【写真引用元】: Take It Easy-Wikipedia

曲の解釈

この曲は、最初はジャクソン・ブラウンが書き始めたそうですが、 “Well, I’m a-standin’ on a corner in Winslow, Arizona…”の続きが完成できなかったところ、当時同じカリフォルニアのアパートに住んでいたグレン・フライが “Such a fine sight to see. It’s a girl, my lord, in a flatbed Ford, slowin’ down to take a look at me.”はどうかと提案して、この曲は完成したそうです。

歌詞の内容は、主人公が嫌なことを忘れたくて車を走らせているけど、過去の思い出したくない元カノたちが頭をよぎってくる。

アリゾナ 州のウィンスローの街角で、大きなフォード製フラットベッドトラック を運転していた女の子と目が合い、なんとか落としたい主人公は、「うまくいくかどうか、付き合ってみないとわかんないし、気楽にいこうよ」と口説き文句のお手本?を言っているのが面白いです。

ちなみに、アリゾナ州ウィンスローには、Take It Easy像というものが街角に立っているようです。 TakeItEasy_statue

Eagles
Jackson Browne
https://youtu.be/mrWUlc46dQ0?list=RDmrWUlc46dQ0
Eagles
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歌詞の和訳

(原詞:太文字)

Take It Easy

Well I’m a running down the road
俺はあてもなく走り続けている
Tryin’ to loosen my load
肩の荷をなくそうと
I’ve got seven women on my mind
すると、7人の女たちが思い浮かんできた
Four that wanna own me,
4人は、俺を欲しがったし
Two that wanna stone me *1
2人は俺を、薬漬けにしたがった
One says she’s a friend of mine
残りの1人は、俺を親友だと言う

Take it easy, take it easy
気楽にいこうぜ、気楽に
Don’t let the sound of your own wheels
自慢の車のドライブ音に
Drive you crazy
惑わされるな

Lighten up while you still can
まだまだいけるさ、肩の力を抜けよ
Don’t even try to understand
頭で理解しようとしてもだめだ
Just find a place to make your stand
止まれる場所を探すんだ
Take it easy
気楽にな

2)
Well I’m a standin’ on a corner in Winslow Arizona
今、アリゾナ ウィンスローの街角に立っている
Such a fine sight to see
なんて、いい眺めだ
It’s a girl, my lord, in a flatbed Ford
だって、フォード製フラットベッドトラック に乗った女の子が
Slowin’ down to take a look at me
速度を落としながら、俺を見てるんだぜ

Come on, baby, don’t say may be
“おいでよ彼女、行けたら、なんて言わないでくれ”
I’ve gotta know if your sweet love is gonna save me
君のやさしい愛が、俺を救ってくれるか確かめなくっちゃ
We may lose and we may win
お互い、上手く行くかどうかなんて、分かんないけど
Though we will never be here again
俺たちここで出会うことなんて、二度とないからさ
So open up I’m climbing in,
だからドアーを開けてくれたら、乗り込んでいくよ
So take it easy
そう、気楽にいこうぜ

3)
Well I’m a running down the road
今、あてもなく走り続けている
Trying to loosen my load
重荷を軽くしたくて
Got a world of trouble on my mind
すると、厄介なことが頭をよぎってきた
Lookin’ for a lover
彼女を探してる
Who won’t blow my cover *2
ほんとうの俺に、気ずかないふりをしてくれる人をね
She’s so hard to find
だけど、なかなかそんな彼女いない

Take it easy, take it easy
気楽にいこうぜ、気楽に
Don’t let the sound of your own wheels
自慢の車のドライブ音に
Make you crazy
惑わされるな
Come on baby, Don’t say may be
“おいでよ彼女、行けたら、なんて言わないでくれ”
I gotta know if your sweet love Is gonna save me
君のやさしい愛が、俺を救ってくれるか確かめなくっちゃ

Oh oh oh, oh oh oh
(Repeat 5 times)

Oh, we got it easy
気楽がいい
We oughta take it e easy
気楽に行かなくっちゃ

キーワード

1* Stone:スラング(米俗)で(マリファナ)でハイになる、もうろうとするという意味があるようです。

2* blow my cover:「覆っているものを吹く」殻「本性を暴く」「ぼろが出る」という意味で使われるようです。

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アーティストの紹介

【名前】イーグルス(Eagles )
【初期メンバー】(名前・担当パート・加入年)
ドン・ヘンリー(Don Henley) Vo. Ds 1971年 –
グレン・フライ(Glenn Frey) Vo.Gt.Key 1971年 – 2016年
ランディ・マイズナー(Randy Meisner)Vo.Bs. 1971年-1978年
バーニー・レドン(Bernie Leadon) Vo.Gt. 1971年-1975年
ドン・フェルダー(Don Felder) Gt.Vo. 1973年 -2000年
ジョー・ウォルシュ(Joe Walsh)Vo.Gt 1975年-
【結成】1971年 – 1980年 /1994年 – 2016年 /2017年 –
【結成地】アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス
【概要】1971年リンダ・ロンシュタットのバックバンドが編成され、その中のグレン・フライ、ドン・ヘンリー、ランディ・マイズナー、バーニー・レドンの4人がロンシュタットの所属レーベル(アサイラム・レコード)よりイーグルスとしてデビューした。

当時グレン・フライが住んでいたアパートにジャクソン・ブラウンも住んでいて、二人が共作しデビューシングルとなった「テイク・イット・イージー(Take It Easy)」は1972年ビルボードホット100で12位のヒットとなり、続く「魔女のささやき(Witchy Woman)」も全米ヒットとなった。

2ndアルバム「ならず者(Desperado)」、3rdアルバム「オン・ザ・ボーダー」を経て1975年にリリースしたアルバム「呪われた夜(One Of These Nights)」が大ヒットとなった。

また、同年リリースした初のベストアルバム「グレイテスト・ヒッツ 1971-1975」は全米歴代で最も売れたアルバムとなった。

このころバンド内の軋轢によりバーニー・レドンが脱退し、代わりのギタリストとしてジョー・ウォルシュが加入した。

1976年のアルバム「ホテル・カリフォルニア(Hotel California)」は彼らの代表作となった。

1979年にアルバム「ロング・ラン(The Long Run)」を発表したが、その後バンド内の不仲や曲作りの難航などにより1982年に解散した。

その後、1994年に再結成、解散を経て現在に至っている。

アルバムの紹介

1972年 イーグルス・ファースト / Eagles

1973年 ならず者 / Desperado

1974年 オン・ザ・ボーダー / On the Border

1975年 呪われた夜 / One of These Nights

1976年 イーグルス・グレイテスト・ヒッツ 1971-1975 / Their Greatest Hits 1971-1975

1976年 ホテル・カリフォルニア / Hotel California

19791年 ロング・ラン / The Long Run

2003年 イーグルス・ベスト・コレクション / The Very Best of the Eagles

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