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Billie Jean(ビリー・ジーン) – Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)和訳

マイケル・ジャクソン写真
目次

曲の紹介

【曲 名】Billie Jean
【アーティスト】Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)
【作詞】【作曲】Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)
【概 要】この曲は、1983年にアルバム「Thriller」に収録、シングル発表され、マイケル・ジャクソンの最大のヒット曲となった。

ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2004年版)では58位にランキングされている。

【記事参照元】: Michael Jackson-Wikipedia
【原詩引用元】: Billie Jean-GENIUS

曲の解釈

この曲は、とてもカッコよく大好きでしたが、歌詞を訳してみるとほんと驚きでした。

まさか、こんなカッコいい曲がこんなストーリーだったとは思いませんでした。

しかしとてもリアリティのある、面白いストーリーだと思います。

ストーリーは、すごい美少女とダンスホールで知り合い、最初は無関心だった主人公が、だんだん彼女の魅力に負け、一緒にダンスをしたのをきっかけに、彼女の罠にはまり関係をもってしまった。

そのあげく、子の認知をめぐり「その子は僕の息子じゃない」と叫ぶという。

この詩は、自身や兄のストーカー体験をもとに書かれたとの推測もありますが、自伝『ムーンウォーク』では「実在する誰のことでもない」と言っているとのことです。

また、曲もそうですが、ミュージック・ビデオのダンス・パーフォーマンスは最高です。
従来、アメリカでは黒人のミュージック・ビデオは放映されなかったのが、この曲がそのタブーを破り、新しいミュージック・ビデオ・ブームを起こしたようです。

Michael Jackson - Billie Jean (Official Video)

歌詞の和訳

(原詞:太文字)

Billie Jean

She was more like a beauty queen from a movie scene
彼女はもう美の女王だった、映画シーンから抜け出した
I said don’t mind, but what do you mean I am the one *1
僕は言った、かまわないけど、どういう意味?僕が唯一の相手って
Who will dance on the floor in the round *2
踊る、フロアで、囲まれて
She said I am the one
彼女は言った、僕が唯一の相手だと
Who will dance on the floor in the round
踊る、フロアで、囲まれて

She told me her name was Billie Jean, As she caused a scene
彼女は言った、名前はビリー・ジーンだと、その時どよめきが起こった
Then every head turned with eyes that Dreamed of being the one *3
全員が振り向いた、その目は相手になることを夢見てた
Who will dance on the floor in the round
踊れる、フロアで、囲まれて

People always told me be careful of what you do
いつも言われてた、自分の行いには気をつけろと
And don’t go around breaking young girls’ hearts *4
そして遊びまわるなと、うぶな娘たちの心を打ち砕いて
And mother always told me be careful of who you love
母さんはいつも言ってた、注意しなさいと、恋する相手には
And be careful of what you do
それから、行いに気を付けなさいと
‘Cause the lie becomes the truth
いつか、嘘も真実になるから

Billie Jean is not my lover
ビリー・ジーンは、恋人なんかじゃない
She’s just a girl who claims that I am the one *5
彼女はただの少女、僕を唯一の人だと主張する
But the kid is not my son
だけどその子は、息子じゃない
She says I am the one,
彼女は言う、僕が唯一の人だと
but the kid is not my son
だけどその子は、息子じゃない

(2)
For forty days and forty nights The law was on her side
昼夜を通して40日間、法は彼女に味方した
But who can stand when she’s in demand? Her schemes and plans *6
だれが立ち向かえる?彼女が人気を集めてる中、彼女の企てや計画に
‘Cause we danced On the floor In the round
二人で踊ったから、フロアで、囲まれて
So take my strong advice,
だから、僕の大事な忠告を聞くんだ
Just remember to always think twice
忘れてはいけない、いつもよく考えることを

She told my baby we’d danced ’til three, then she looked at me
彼女は僕の恋人に言った、二人で3時まで踊ったと、それから僕を見て
Then showed me a photo of a baby crying, his eyes were like mine
そして僕に見せた、泣いてる赤ちゃんの写真を、目は僕に似てた
‘Cause we danced On the floor In the round
二人で踊ったから、フロアで、囲まれて

People always told me be careful of what you do
いつも言われた、自分の行いには気をつけろと
And don’t go around breaking young girls’ hearts
そして遊びまわるなと、うぶな娘たちの心を打ち砕いて
She came and stood right by me
彼女は来て、僕のそばに立った
Then the smell of sweet perfume
すると、甘い香水の香り
This Happened much too soon
事は起きた、あまりに早く
She called me to her room
彼女は僕を呼んだ、彼女の部屋に

Billie Jean is not my lover
ビリー・ジーンは、恋人なんかじゃない
She’s just a girl who claims that I am the one
彼女はただの少女、僕を唯一の人だと主張する
But the kid is not my Son
だけど、その子は息子じゃない
Billie Jean is not my lover
ビリー・ジーンは、恋人なんかじゃない
She’s just a girl who claims that I am the one
彼女はただの少女、僕を唯一の人だと主張する
But the kid is not my Son
だけど、その子は息子じゃない
She says I am the one,
彼女は言う、僕が唯一の人だと
But the kid is not my son
だけど、その子は息子じゃない

She says I am the one,
彼女は、僕が父親だという
But the kid is not my son
だけど、その子は息子じゃない
Billie Jean is not my lover
ビリー・ジーンは、恋人なんかじゃない
She’s just a girl who claims that I am the one
彼女はただの少女、僕を唯一の人だと主張する
But the kid is not my son
だけど、その子は息子じゃない
She says I am the one,
彼女は言う、僕が唯一の人だと
But the kid is not my son
だけど、その子は僕の息子じゃない

She says I am the one
彼女は言う、僕が唯一の人だと
She says he is my son
その子は息子だと言っている
She says I am the one
彼女は言う、僕が唯一の人だと

Billie Jean is not my lover
ビリー・ジーンは、恋人なんかじゃない
Billie Jean is not my lover
ビリー・ジーンは、恋人なんかじゃない
Billie Jean is not my lover…
ビリー・ジーンは、恋人なんかじゃない

キーワード

*1 the one:この詞には代名詞の”the one”が多く使われており、それぞれの場面で「(唯一の)踊れる人」や「(唯一の)恋人」などの意味に変わるのが面白いです。

*2 in the round:ぐるりと囲んで~みんなに囲まれた中で踊るイメージで「囲まれて」としました。

*3 Dreamed of being the one:the oneは「彼女と踊れる人」として、彼女と踊れることを夢見るとしました。

*4 don’t go around breaking young girls’ hearts:go aroundは「周回する」、break one’s heart「泣かせる、悩殺する」から遊びまわっての意味を込めて「遊びまわるな、うぶな娘たちの心を打ち砕いて」としました。

*5 who claims that I am the one : “claims”は「要求する」、「請求する」から言い張るとしました。

the one” は、「運命の人」「かけがえのない恋人」の意味で、「唯一の人」としました。

*6 in demand : 「需要がある」「非常に望まれる」から、「人気がある」としました。

アーティストの紹介

【名 前(本名)】Michael Joseph Jackson(マイケル・ジョセフ・ジャクソン)
【生誕・死没】1958年8月29日-2009年6月25日
【出身地】アメリカ インディアナ州ゲーリー
【概要】彼は、貧しいアフリカ系家庭に生まれ、幼い頃より兄弟たちと音楽に親しみ、1963年に兄弟のグループ(後のジャクソン5)に加入した。

グループは1969年リリースしたシングル「帰ってほしいの」が全米1位を獲得して、メジャー・デビューを果たした。

その後、「ABC」「小さな経験」「アイル・ビー・ゼア」も連続して全米1位を獲得した。

1971年シングル「ガット・トゥ・ビー・ゼア」でソロ・デビューを果たし、1972年リリースのシングル「ベン」は全米1位を獲得した。

1979年6月に、家族やレーベルが反対する中、プロデューサーにクインシー・ジョーンズを迎えて、ソロアルバム「オフ・ザ・ウォール」を発表し、全米で800万枚を売り上げる大ヒットとなった。

1982年12月に、「スリラー」をリリースし、推定7000万枚を売り上げて、ギネス世界記録にレコードされた。同時に、関連するミュージック・ビデオが話題を呼んだ。

特に彼の最大のヒットとなった「ビリー・ジーン」は、当時黒人ビデオは差別で放映されなかったタブーを破り、ミュージック・ビデオ・ブームの先駆けとなった。

1984年1月に、ペプシのCMで頭部に火傷を負い、その後鎮痛剤中毒の原因ともなった。ペプシからの和解金はすべて、病院へ寄付した。

1085年には、アフリカ飢餓救済のための慈善企画「USA・フォー・アフリカ」に参加した。ライオネル・リッチーとの共作「ウィ・アー・ザ・ワールド」は、クインシーの指揮で有名スター45人で録音され、全米で750万枚を売り上げた。

1987年8月に、アルバム「バッド」をリリースし、売り上げはスリラーに及ばないながらも大ヒットとなった。

タイトル曲の「バッド」は、マーティン・スコセッシ監督による、「私服警官に強盗と間違えられて射殺されてしまった青年の実話」をテーマにしたミュージック・ビデオがつけられ、話題となった。

1989年に、BRE三冠王アウォーズ(ポップ・ロック・ソウル)を受賞した時、エリザベス・テイラーが彼を「ポップ・ロック・ソウルの真の王者」と称したことがきっかけで、マイケルは現在に至るまで「キング・オブ・ポップ」と呼ばれるようになった。

その一方で、彼の容姿の変化や個人生活における諸問題が、メディアによってクローズアップされたこともあったが、彼の死後(2009年自宅にて心肺停止にて死去)も、その音楽とパフォーマンスの記憶は不滅であり、ポピュラー音楽の歴史に深い足跡を残した偉大なアーティストである。

代表アルバム

1982年 Thriller/スリラー

1987年 Bad/バッド

1991年 Dangerous/デンジャラス

created by Rinker
エピックソニー

1995年 History: Past, Present and Future, Book Ⅰ/ヒストリー パスト、プレズント・アンド・フューチャー ブック1

2001年 Invincible/インヴィンシブル

2009年 Michael Jackson’s This Is It/マイケル・ジャクソン THIS IS IT

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