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Bridge Over Troubled Water 明日に架ける橋 / Simon & Garfunkel サイモン&ガーファンクル

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目次

曲の紹介(Bridge Over Troubled Water 明日に架ける橋)

【曲 名】Bridge Over Troubled Wate(明日に架ける橋)
【アーティスト】Simon & Garfunkel(サイモン&ガーファンクル)
【作詞】【作曲】Paul Simon(ポール・サイモン)
【概 要】
1970年にリリースした彼らの5作目のアルバム「Bridge over Troubled Water(明日に架ける橋)」に収録され、同アルバムから2枚目のシングルとしてリリースされた。
米国のビルボードホット100で6週間連続1位を獲得し、彼らの代表曲となった。

ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2004年版)では48位にランキングされている。

【記事参照元】: Bridge over Troubled Water (song)-Wikipedia
【原詞引用元】: Simon & Garfunkel – Bridge Over Troubled Water Lyrics

曲の解釈

この曲は、ポール・サイモンがゴスペルシンガーのクロード・ジェターが作り彼のグループのスワン・シルバートーンズがリリースした曲「Mary Don’t You Weep」の歌詞「私の名を信じるなら、深い水の上の君の架け橋になろう」にインスピレーションを受けてつくりました。

歌詞をみると1コーラス目では、友人が疲れ果て心が折れている時に「心のささえ」になるといっています。
2コーラス目では、友人が経済的に無一文の路上生活者になった時に「心を癒してあげる」といっています。
3コーラス目では、友人の少女に対して、「がんばって進むんだ、そうすれば君は輝き、夢をかなえられる」と励ましています。

自分を失くしてまで、友のことを気遣い守るという歌詞で、ほぼ同年代に発表されたキャロル・キングの「You’ve Got a Friend」もそうですが、人への中傷誹謗がはびこり、思いやりが忘れられてきた現代をみると、これらの曲はとても胸に熱く迫るものがあります。

動画は以下をアップしています。
・Simon & Garfunkel – アルバム「Bridge Over Troubled Water」バージョン
・Bridge Over Troubled Water (Live at Carnegie Hall, NYC, NY – November 27, 1969 – Audio)
・Paul Simon “Bridge over Troubled Water” (Live at Central Park, New York, NY – August 15, 1991)

Bridge Over Troubled Water (Live at Carnegie Hall, NYC, NY - November 27, 1969 - Audio)
Bridge over Troubled Water (Live at Central Park, New York, NY - August 15, 1991)

歌詞の和訳(Bridge Over Troubled Water 明日に架ける橋)

(原詞:太文字)

Bridge Over Troubled Water

When you’re weary
君が疲れ果て
Feeling small *1
心が折れて
When tears are in your eyes
涙があふれる時は
I will dry them all
ぜんぶ拭ってあげる
I’m on your side
僕は君の見方だよ
Oh, when times get rough *2
ああ、辛くなる時や
And friends just can’t be found
友達が見つからない時も

Like a bridge over troubled water
荒れ狂う水に架かる橋のように
I will lay me down *3
僕が架け橋になるよ
Like a bridge over troubled water
荒れ狂う水に架かる橋のように
I will lay me down
僕が架け橋になるよ

2)
When you’re down and out *4
君が落ちぶれて
When you’re on the street
路上にいて
When evening falls so hard
夕暮れが重く降りてくる時
I will comfort you
僕が君を慰める
I’ll take your part *5
僕が味方になるよ
Oh, when darkness comes
ああ、暗闇がやって来て
And pain is all around
苦痛がまわりすべてを覆う時も

Like a bridge over troubled water
荒れ狂う水に架かる橋のように
I will lay me down
僕が架け橋になるよ
Like a bridge over troubled water
荒れ狂う水に架かる橋のように
I will lay me down
僕が架け橋になるよ

3)
Sail on, silver girl *6
帆を上げるんだ、銀に輝ける少女よ
Sail on by
帆を上げるんだ
Your time has come to shine
君が輝く時がきたんだ
All your dreams are on their way *7
君のすべての夢は近づいてる
See how they shine
その輝きをみてごらん
Oh, if you need a friend
ああ、友達が必要になれば
I’m sailing right behind
僕はすぐ後ろについてるよ
Like a bridge over troubled water
荒れ狂う水に架かる橋のように
I will ease your mind
僕は君の心を安らげるよ
Like a bridge over troubled water
荒れ狂う水に架かる橋のように
I will ease your mind
僕は君の心を安らげるよ

キーワード

*1 Feeling small:「しょげる」「恥ずかしく想う」から「心が折れて」としました。

*2 when times get rough:「時が荒い時」を文脈から「辛くなる時」としました。

*3 lay me down:直訳では「私を横にして」ですが、文脈から「(僕が横になって)架け橋になる」としました。

*4 down and out:「無一文」「落ちぶれ果てた人」「路上生活者」

*5 take (one’s) part:「~の役目(本文)を果たす」「~の見方になる」

*6 silver girl:「銀の少女」を、銀の持つイメージ(高級、輝く)で、「銀に輝ける少女」としました。
*7 on their way :「途中」「進行中」「近ずく」

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アーティストの紹介(Simon & Garfunkel サイモン&ガーファンクル)

【名 前】Paul Simon & Art Garfunkel(サイモン&ガーファンクル)
【出生名】Paul Frederic Simon(ポール・フレデリク・サイモン)
     Arthur Ira Garfunkel(アーサー・アイラ・ガーファンクル)
【生 誕】(Paul Simon) 1941年10月13日 、(Art Garfunkel) 1941年11月5日
【出身地】(Paul Simon) 米国、ニュージャージー州、(Art Garfunkel)米国、ニューヨーク
【概 要】サイモンとガーファンクルは小学校6年生の時に出会い、1957年に「トム&ジェリー」という名前で音楽活動をはじめた。

デビュー曲「ヘイ・スクールガール」は小ヒットしたが、その後お互い大学の学業へ専念したりした。その後、1963年に「サイモン&ガーファンクル」と名前を改めて再結成し、アルバム「水曜の朝、午前3時」をリリースしたが、ほとんど売れず解散状態となっていた。

しかし、プロデューサーの「トム・ウイルソン」が「サウンド・オブ・サイレンス」にエレキギターやドラムを加えてシングルリリースしたところ、全米1位の大ヒットとなった。

その後は、「スカボロー・フェア」、「ミセス・ロビンソン」などのヒットを続け、アメリカを代表するフォーク、フォークロックのデュオとなった。

アルバムの紹介

1966年 サイモン&ガーファンクル~パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム / Simon and Garfunkel-Parsley, sage, rosemary and thyme

1966年 サウンド・オブ・サイレンス / Sounds of Silence

1970年 明日に架ける橋 / Bridge Over Troubled Water

1972年 サイモン&ガーファンクル・グレイテスト・ヒッツ/ Simon and Garfunkel Greatest Hits

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