MENU

Crossroads クロスロード / Cream クリーム / Robert Johnson ロバート・ジョンソン

  • URLをコピーしました!
スポンサーリンク
目次

曲の紹介「Crossroads クロスロード」

インフォメーション

  • 曲名:Crossroads (クロスロード)
  • アーティスト
    • Robert Johnson(ロバート・ジョンソン)
    • Cream(クリーム)
  • 作詞・作曲:ロバート・ジョンソン
  • リリース
    • 1937年5月 ロバート・ジョンソン シングル「Cross Road Blues」
    • 1968年8月9日 クリーム アルバム「クリームの素晴らしき世界」
  • サマリー:1936年ロバート・ジョンソンが演奏を収録し、ブルースの定番曲となる。
    1968年エリッ ク・ クラプトンがクリーム時代にロックバージョンにアレンジして「Wheels of Fire/クリームの素晴らしき世界」 に収録。

    ローリング・ストーン誌の「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2004年版)」において409位にランクインした。

    Robert Johnson 収録アルバム「ROBERT JOHNSON」
  • 記事参照元:
    • ロバート・ジョンソン-Wikipedia
    • Cream (band)-Wikipedia
  • 画像引用元:クリーム(バンド)-Wikipedia
  • 原詞引用元:Cream–Crossroads Lyrics-Genius

曲について

「Crossroads」は、アメリカのブルースアーティスト、ロバート・ジョンソンによって1936年に作られた曲で、オリジナルタイトルは「Cross Road Blues」です。

作者のロバート・ジョンソンはギターテクニックがすごかったことから、「十字路で悪魔に魂を売り渡し、その引き換えにギターのテクニックを身につけた」というクロスロード伝説が生まれました。

歌詞は、黒人の男性がヒッチハイクをしてクロスロード(十字路)までたどり着き、そこで命が尽きていく様子を謳っています。(クリームのカバーバージョンは少し歌詞を変えています。)
まるで、ロバート・ジョンソンにまつわるクロスロード伝説を想像させられます。

エリック・クラプトンのロックバージョンは何といっても彼のギターソロが素晴らしいことで有名です。ぜひ、両バージョンを聴いてみてください。

曲の動画

  • 以下の動画をアップしています。
    • Crossroads クリーム – トピック
    • Eric Clapton – Crossroads (Live at The Royal Albert Hall 1991) [Official Video]
    • Robert Johnson – Robert Johnson’s Cross Road Blues (Official Video)
  • 以下動画をリンクしています。
Eric Clapton - Crossroads (Live at The Royal Albert Hall 1991) [Official Video]
Robert Johnson - Robert Johnson's Cross Road Blues (Official Video)

歌詞の和訳「Crossroads クロスロード」

(原詞:太文字)

Crossroads

I went down to the crossroads
俺は十字路へたどり着き
Fell down on my knees
崩れ落ち、ひざまずいた
I went down to the crossroads
十字路へたどり着き
Fell down on my knees
崩れ落ち、ひざまずいた
Asked the Lord above for mercy
天上の神へ慈悲を乞うた
“Save me if you please”
「どうかお助けください」と

2)
I went down to the crossroads
俺は、十字路へたどり着き
Tried to flag a ride *1
車へ手を挙げ続けた
I went down to the crossroads
十字路へたどり着き
Tried to flag a ride
車へ手を挙げ続けた
Nobody seemed to know me
だれも、俺のことを知らないのか
Everybody passed me by
みんな、走り過ぎちまった

3)
I’m going down to Rosedale
俺は、ローズデールへ向かってる
Take my rider by my side *2
運転手を横に乗せて
I’m going down to Rosedale
ローズデールへ向かってる
Take my rider by my side
運転手を横に乗せて
You can still barrelhouse, baby *3
お前は、まだあの安酒場にいるんだろ
On the riverside
川沿いにある

4)
You can run, you can run *4
お前は逃げろ、逃げられる
Tell my friend-boy Willie Brown
伝えてくれ、わが友ウィリー・ブラウンに
You can run, you can run
お前は逃げろ、逃げられる
Tell my friend-boy Willie Brown
伝えてくれ、わが友ウィリー・ブラウンに
And I’m standing at the crossroads
俺は今、十字路に立って
Believe I’m sinking down *5
もう、沈んで逝っている

キーワード

  • *1. flag a ride:「乗車の旗(合図)をふる」から「車へ手を挙げた」としました。
  • *2. Take my rider by my side:「運転手を横に乗せて」本来、主人公が横に乗せてもらってとすべきなのですが、この横柄さがとても面白いです。
  • *3. barrelhouse:「バレルハウス」20世紀前半の貧しい黒人労働者のための安酒場や売春宿 
  • *4. You can run, you can:「お前は逃げろ、逃げられる」runはいろんな意味にとれますが、当時の黒人差別からくる何かから、あるいは自分がギターテクの換りに魂を渡した悪魔から?などから逃げるイメージにしました。
  • *5. Believe I’m sinking down
    • Sinking downは死に向かうところを連想させるので「沈んで逝く」としました。
    • believeは文脈から「もう」としました。
    • まさに「悪魔に魂(命)を売ってギターテクを手に入れた」伝説を彷彿とさせるエンディングだと思います。
スポンサーリンク

アーティストの紹介「Cream クリーム」

クリーム

インフォメーション

  • 名前:Cream(クリーム)
  • メンバー
    • エリック・クラプトン(ギター・ボーカル)
    • ジャック・ブルース(ベース・ボーカル)
    • ジンジャー・ベイカー(ドラムス)
  • 活動期間:1966-1968年
  • 活動期間:1967-1976年(メンバーチェンジにて1983-1999年)
  • 結成地:イギリス・ロンドン
  • サマリー:Cream(クリーム)は、1966年にイギリス・ロンドンで結成されたロックバンドで、エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーの3人から成るスリーピースバンド。
    わずか2年間の活動期間にもかかわらず、ロック界に多大な影響を与えた。

アーティストの軌跡

「クリーム」は、ジンジャー・ベイカーが当時「ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズ」にいたエリック・クラプトンをバンドに誘いましたが、クラプトンは当時「マンフレッド・マン」にいたジャック・ブルースをベースにという条件を出しました。
ベイカーとブルースは非常に仲が悪かったですが、ベイカーが承諾して1966年に結成されました。

クリームは、ブルース、ジャズ、ロックを融合させた独自のスタイルを持ち、特にアドリブ演奏を取り入れたことで知られています。
彼らのライブパフォーマンスは、数分の曲を20分以上にわたって演奏することもあり、即興演奏の要素が強く表れています

各メンバーは当時それぞれイギリスにおいてミュージシャンの間では、「cream of the crop(選りすぐりのもの)」と呼ばれるほど定評がありました。

このころのエピソードでは、ジミ・ヘンドリックスが憧れていたクラプトンと共演し、ヘンドリックスの演奏テクニックにクラプトンが驚いて泣きそうになったと言われています。

デビューアルバム「フレッシュ・クリーム」はイギリスのチャートで6位、アメリカのチャートで39位を獲得しました。

3人の演奏はお互いの高い演奏力でアドリブをぶつけ合うもので、2年の短い活動にもかかわらず他のミュージシャンたちへ大きな影響を残しました。

ロバート・ジョンソン

インフォメーション

  • 名 前:Robert Johnson(ロバート・ジョンソン)
  • 生誕・死没:1911年5月8日-1938年8月16日
  • 出身地:アメリカ ミシシッピ州 ヘイズルハースト
  • サマリー:伝説的なブルース・ミュージシャンで、後世にブルース、ロックミュージシャンへ多大な影響を与えた。

アーティストの軌跡

「ロバート・ジョンソン」には、クロスロード伝説というものが語り伝えられています。

その伝説とは、クロスロード(十字路)で悪魔と契約し、魂と引き換えにギターのテクニックを手に入れたというストーリーです。
実際に短期間でギターの腕前をあげたことや、27才の若さで死んだ(浮気相手の旦那に毒をもられて死んだ等諸説あり。)ことなどで、まことしやかに伝説として伝えられています。

彼の「Crossroads」(原曲名”Cross Road Blues”)は、この伝説で悪魔と契約した場所(十字路)を指しており、ロバート・ジョンソン神話の一つとなっています。

生涯行ったレコーディングは、1936年11月テキサス州サンアントニオで16曲、1937年6月テキサス州ダラスで13曲を行いました。

後年1961年に彼のレコーディングはアルバム「King of Delta Blues Singers」として発表されました。

1990年に、未発表だったテイクも含め、アルバム「The Complete Recordings」としてリリースされました。

彼の音楽は、多くの有名ミュージシャンに影響を与え、彼の音楽はブルースとロックの融合において重要な役割を果たしました。

ジョンソンの功績は、彼が生きている間にはあまり認識されなかったものの、後の世代によって高く評価されています。

ディスコグラフィー

クリーム

  • スタジオ・アルバム
    • フレッシュ・クリーム – Fresh Cream(1966年)
    • カラフル・クリーム – Disraeli Gears(1967年)
    • クリームの素晴らしき世界 – Wheels of Fire(1968年)
    • グッバイ・クリーム – Goodbye(1969年)
  • ライヴ・アルバム
    • ライヴ・クリーム – Live Cream(1970年)
    • ライヴ・クリーム Vol.2 – Live Cream Volume 2(1972年)
    • BBCライヴ – Cream BBC(2003年)
    • リユニオン・ライヴ 05 – Royal Albert Hall London May 2-3-5-6 2005(2005年)
  • 編集アルバム
    • Best of Cream(1969年)
    • Heavy Cream(1972年)
    • Strange Brew: The Very Best of Cream(1983年)
    • The Very Best of Cream(1995年)
    • Those Were the Days(1997年)
    • 20th Century Masters – The Millennium Collection: The Best of Cream(2000年)

      *引用元:クリーム (バンド)-Wikipedia

1966年 フレッシュ・クリーム / Fresh Cream

1967年 カラフル・クリーム / Disraeli Gears

1968年 クリームの素晴らしき世界 /Wheels of Fire

1969年 グッバイ・クリーム / Goodbye Cream

1970年 ライヴ・クリーム / Live Cream

1972年 ライヴ・クリーム Vol.2 / Live Cream Volume II

2016年 ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・クリーム / the very best of CREAM

クリーム レコード(Amazon)

ロバート・ジョンソン

  • The King of Delta Blues Singers (1961年、Columbia)
  • The King of Delta Blues Singers, Vol. 2 (1970年、Columbia)
  • 『コンプリート・レコーディングス』 – The Complete Recordings (1990年、Columbia/Legacy)(第33回グラミー賞(最優秀ヒストリカル・アルバム))
  • The Centennial Collection (2011年、Columbia/Legacy)

    *引用元:ロバート・ジョンソン-Wikipedia

1961年 The King of Delta Blues Singers

1970年 The King of Delta Blues Singers, Vol. 2 

1990年 The Complete Recordings

2011年 The Centennial Collection

目次