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Heart of Gold ハート・オブ・ゴールド / Neil Young ニール・ヤング

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目次

曲の紹介(Heart of Gold ハート・オブ・ゴールド)

【曲 名】Heart of Gold(ハート・オブ・ゴールド)
【アーティスト】Neil Young (ニール・ヤング)
【作詞・作曲】Neil Young ニール・ヤング
【概 要】

1970年にリリースしたアルバム「Harvest(ハーベスト)」に収録され、ビルボードホット100チャートで1位を獲得した。ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2004年版)では297位にランキングされている。

【記事参照元】:Heart of Gold (Neil Young song)
【記事参照元】:Neil Young-Wikipedia
【原詞引用元】:Neil Young – Heart of Gold Lyrics – Genius

曲について

この曲は、シンプルでありながらとても深いメッセージを持っていると思います。
おそらくこの曲のテーマは「自己探求」と「人間の優しさ」で、「僕は生きたい、与えたい」と始まり、「心の金鉱」という自分の心の中にある優しさや善良さを求める姿が描かれているように思えます。
歌詞には「ハリウッドにも行ったし、レッドウッドにも行った」といった具体的な場所が出てきますが、これは成功や名声を求めて旅をすることを示していて、最終的には内面的な探求が重要であると言っているように思えます。
つまり、外側の世界で何かを得ることよりも、自分自身の心を理解することが大切だというメッセージだと思います。

彼が抱える孤独感や人間関係への渇望が見事に歌詞に表れていて、深い歌詞とシンプルで美しいメロディがリスナーに切なさや哀愁、共感を与えてくれる名曲だと思います。

曲の動画

以下の動画をアップしています
  • Neil Young – Heart of Gold (Official Audio)
  • Neil Young – Heart of Gold (Live) [Harvest 50th Anniversary Edition] (Official Music Video)
Neil Young - Heart of Gold (Live) [Harvest 50th Anniversary Edition] (Official Music Video)

歌詞の和訳(Heart of Gold ハート・オブ・ゴールド)

(原詞:太文字)

Heart of Gold

I want to live, I want to give
私は生きたいし、与えたい
I’ve been a miner for a heart of gold
*1
私は心の金鉱を探す鉱夫だった
It’s these expressions I never give
*2
こんな想いを語ったことはなかった

That keep me searchin’ for a heart of gold

それが心の金鉱を探させ続ける
And I’m getting old

そうして歳をとっていく
Keep me searchin’ for a heart of gold

心の金鉱を探させ続ける
And I’m getting old

そうして歳をとっていく

2)
I’ve been to Hollywood, I’ve been to Redwood
*3
ハリウッドへ行き、レッドウッドへ行った
I crossed the ocean for a heart of gold

心の金鉱を求めて海を渡った
I’ve been in my mind, it’s such a fine line
*4
私は自分の心の中にいた、それはとてもセンシティブな境界線

That keeps me searchin’ for a heart of gold

それが心の金鉱を探させ続ける
And I’m getting old

そうして歳をとっていく
Keeps me searchin’ for a heart of gold

心の金鉱を探させ続ける
And I’m getting old

そうして歳をとっていく

Keep me searchin’ for a heart of gold

心の金鉱を探させ続ける
You keep me searchin’ and I’m growing old

心の金鉱を探させ続け、そうして歳をとっていく
Keep me searchin’ for a heart of gold

心の金鉱を探させ続ける
I’ve been a miner for a heart of gold

私は心の金鉱を探す鉱夫だった

キーワード

*1 miner : 「鉱夫、炭鉱夫、炭鉱作業員」
heart of gold : 直訳では「金(鉱)の心」ですが、文脈から「心の金(鉱)」としました。

*2 It’s these expressions I never give :直訳すると「今までしたことがなかったこれらの表現」ですが、文脈から「こんな想いを語ったことはなかった」としました。

*3 Redwood :「レッドウッドシティ」アメリカ合衆国カリフォルニア州中部サンマティオ郡の都市(サンフランシスコ半島の東岸に位置する)

*4 fine line :「微妙なライン、境界線」を文脈から「センシティブな境界線」としました。

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アーティストの紹介(Neil Young ニール・ヤング)

【名 前】Neil Young (ニール・ヤング)
【本 名】Neil Percival Young(ニール・パーシヴァル・ヤング)
【生誕】1945年11月12日
【出生地】カナダ・オンタリオ州トロント

アーティストの軌跡

ニール・ヤングは、1945年11月12日にカナダのトロントで生まれたシンガーソングライターであり、ロック界の重要な存在として知られています。
彼の音楽キャリアは、1960年代にバンド「バッファロー・スプリングフィールド」のメンバーとして始まりました。このバンドは、フォークロックとカントリーロックの先駆者として知られ、「For What It’s Worth」などのヒット曲を生み出しましたが、1968年に解散しました。

その後、ヤングはソロアーティストとしての活動を開始し、1969年にファーストアルバム『ニール・ヤング』をリリースしました。1970年代には『After the Gold Rush』(1970年)や『Harvest』(1972年)といった名盤を発表し、特に『Harvest』は商業的成功を収め、シングル「Heart of Gold」は彼の唯一の全米1位ヒットとなりました。

ヤングはまた、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(CSNY)としても活動し、社会問題に対するメッセージ性の強い楽曲を発表しました。特に「Ohio」は1970年5月4日のケント州立大学銃撃事件を取り上げた反戦運動をテーマにした曲であり、その影響力は大きいものでした。

彼の音楽スタイルは多岐にわたり、フォーク、ロック、カントリー、オルタナティブ・ロックなどを融合させた独自のサウンドが特徴です。1980年代にはテクノ要素を取り入れた『Trans』(1982年)など実験的な作品も発表しました。また、1990年代にはグランジやオルタナティブロックに影響を与え、「Rockin’ in the Free World」などが代表曲として知られています。

ヤングは音楽だけでなく、社会的・政治的な問題にも積極的に関与しています。彼は「Farm Aid」コンサートの創設者の一人であり、農業支援や持続可能な農業についての意識を高めるために尽力しています。また、音楽業界内でのアーティストの権利についても声を上げており、ストリーミングサービスによるアーティストへの報酬問題や音質へのこだわりなどについても意見を述べています。

近年では、2023年にリリースされたアルバム『Before and After』が注目されており、彼の音楽キャリアを振り返る内容となっています。このアルバムには新曲や過去の名曲が収録されており、彼自身のアーティスト人生を反映した作品とされています。

ニール・ヤングはその独自の音楽スタイルと社会的メッセージによって、多くのアーティストやファンから尊敬され続けています。彼の音楽は今もなお、多くの人々に影響を与え続けています。

アルバムの紹介

1970年 デジャ・ヴ (Déjà Vu) / クロスビー,スティルス,ナッシュ&ヤング

created by Rinker
ワーナーミュージックジャパン

1970年 アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ (After The Gold Rush) 

created by Rinker
ワーナーミュージックジャパン

1972年 ハーヴェスト (Harvest)

created by Rinker
ワーナーミュージックジャパン

1979年 ラスト・ネヴァー・スリープス (Rust Never Sleeps)

created by Rinker
ワーナーミュージックジャパン

1975年 ズマ (Zuma)

1989年 フリーダム (Freedom)

created by Rinker
Reprise

1992年 ハーヴェスト・ムーン (Harvest Moon)

2004年 グレイテスト・ヒット (GREATEST HITS)

created by Rinker
WARNER RECORDS
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