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Honky Tonk Women ホンキー・トンク・ウィメン|The Rolling Stones ローリング・ストーンズ

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目次

曲の紹介|Honky Tonk Women ホンキー・トンク・ウィメン

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インフォメーション

  • 曲名:Honky Tonk Women ホンキー・トンク・ウィメン
  • アーティスト:The Rolling Stones ローリング・ストーンズ
  • 作詞・作曲:
    • Keith Richards キース・リチャーズ
    • Mick Jagger ミック・ジャガーリリース:
  • リリース:
    • 1969年7月4日 イギリスでシングル「Honky Tonk Women / 無情の世界」リリース
    • 1969年7月5日 アメリカでシングルリリース
    • 1969年9月 ベスト・アルバム『スルー・ザ・パスト・ダークリー (ビッグ・ヒッツ Vol.2)』にアルバム初収録
  • サマリー:
    • ローリング・ストーンズの代表曲の一つ。アメリカでは4週連続、イギリスでは5週連続で1位を獲得。2014年にはグラミーの殿堂入りを果たした。
    • ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2004年版)では115位にランキングされている。
  • 記事参照元:
    • Honky Tonk Women-Wikipedia
    • The Rolling Stones-Wikipedia
  • 歌詞参照元:The Rolling Stones – Honky Tonk Women Lyrics – Genius

曲について

「ホンキー・トンク・ウィメン」は、ミック・ジャガーとキース・リチャーズが1968年12月にブラジルの牧場を旅行中に書いたと言われています。

歌詞の内容は、テネシー州メンフィスのバーで「ジン漬けのクイーン」に出会うという内容で、バーの女性との出会いを描写しています。

二番では「ニューヨークでバツイチ女と寝た」と赤裸々に歌っており、その直接的な表現が特徴です。

この曲最大の魅力は、冒頭のカウベルのビート、骨太で疾走感あふれるギターリフ、そしてミック・ジャガーの強烈なボーカルが織りなす圧倒的なグルーヴ感です。

このギターリフは、リチャーズが初めて5弦オープンGチューニングを採用した例としても知られています。

ユーモラスかつ少しやんちゃな歌詞、バンドとしての解放感、演奏の迫力──全てが絡み合うことでロックのパワーが爆発する作品となっています。

この曲はブライアン・ジョーンズの死の翌日にリリースされ、新ギタリストのミック・テイラーが初参加した曲としても重要な意味を持っています。

録音には他にも、イアン・スチュワートのピアノ、サックス、そして女性コーラスが加わり、豊かなサウンドを形成しています。

「ホンキー・トンク・ウィメン」には、アルバム『レット・イット・ブリード』に収録された「カントリー・ホンク」というカントリー調のバージョンも存在します。

興味深いことに、実際には「カントリー・ホンク」が先に作曲され、そこから「ホンキー・トンク・ウィメン」が発展したとされています。

この曲は1969年7月5日のハイドパーク・フリーコンサートで初披露されて以来、ストーンズの全ツアーで演奏され続けている不動の定番曲です。

ライブでは多くの場合、スタジオ録音とは異なり、カウベルではなくギターリフから始まるアレンジで演奏されます。

「ホンキー・トンク・ウィメン」は、「サティスファクション」、「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」と並び、バンドの代表作の一つとしてロック史に残る名曲です。

そのキャッチーなリフとグルーヴ、直接的な歌詞が組み合わさり、50年以上経った今でも色褪せない魅力を持っています。ぜひ若い人に聴いてほしい名曲の一つです。

曲の動画

以下の動画をアップしています。

  • Honky Tonk Women (Mono) The Rolling Stones
  • The Rolling Stones – Honky Tonk Women (Live) – OFFICIAL
The Rolling Stones - Honky Tonk Women (Live) - OFFICIAL

歌詞の和訳|Honky Tonk Women ホンキー・トンク・ウィメン

I met a gin-soaked barroom queen in Memphis *1
メンフィスでジン漬けの酒場女王に会った
She tried to take me upstairs for a ride
彼女は俺を2階へ連れこもうとしたが
She had to heave me right across her shoulder
俺を肩に担がなければならなかった
‘Cause I just can’t seem to drink you off my mind *2
飲んでもお前を忘れられないようだから

It’s the honky tonk women
ホンキートンクな女たち
That gimme, gimme, gimme the honky tonk blues *3
ホンキートンク・ブルースを俺に与えて、与えて、与えてくれる

2)
I laid a divorcee in New York City
ニューヨークでバツイチとやった
I had to put up some kind of a fight
ある戦いに挑まなければならなかった
The lady then she covered me in roses
その女性、俺をバラで覆い
She blew my nose and then she blew my mind
俺の鼻をかませ、俺の気持ちを吹き飛ばした

It’s the honky tonk women
ホンキートンクな女たち
That gimme, gimme, gimme the honky tonk blues
ホンキートンク・ブルースを俺に与えて、与えて、与えてくれる

3)
Strollin’ on the boulevards of Paris
パリの大通りをぶらついてた
Naked as the day that I will die
死ぬ日がくるまで裸で
The sailors, they’re so charming there in Paris
船乗りたち、パリのそこではとても魅惑的
But I just don’t seem to sail you off my mind
だがいくら乗ってもお前を忘れられないだろう

It’s the honky tonk women
ホンキートンクな女たち
That gimme, gimme, gimme the honky tonk blues
ホンキートンク・ブルースを俺に与えて、与えて、与えてくれる

It’s the honky tonk women
ホンキートンクな女たち
That gimme, gimme, gimme the honky tonk blues
ホンキートンク・ブルースを俺に与えて、与えて、与えてくれる

キーワード

  • *1. gin-soaked:”soaked”は「びしょ濡れ」の意味から「ジン漬け」としました。
  • *2. drink you off my mind:直訳すると「あなたをお酒で心から追い出す」という意味ですが、文脈から「(お酒を)飲んでもあなたを忘れられない」としました。
  • *3. honky tonk blues:「honky tonk」は田舎町の安酒場やバーを指し、「blues」は音楽ジャンルの「ブルース」と「憂鬱」な意味を持ちます。
    • 「honky tonk blues」はそういった場所で感じる憂鬱や寂しさを表現しているようです。
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アーティストの紹介「The Rolling Stones ローリング・ストーンズ」

Rolling Stones Pct.
1965年北米ツアーの広告写真
引用:ローリング・ストーンズ-Wikipedia

インフォメーション

  • 名前:The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)
  • メンバー
    • ミック・ジャガー Mick Jagger ボーカル
    • キース・リチャーズ Keith Richards ギター
    • ロニー(ロン)・ウッド Ronnie Wood ギター
  • 主な元メンバー
    • ブライアン・ジョーンズ Brian Jones ギター(1969年死去)
    • イアン・スチュワート Ian Sttewart ピアノ&キーボード (1985年死去)
    • チャーリー・ワッツ Charlie Watts ドラム(2021年死去)
    • ビル・ワイマン Bill Wyman ベース
    • ミック・テイラー Mick Taylor ギター
  • 結成:1962年4月-
  • 結成地:イギリス ロンドン
  • サマリー:ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)は、1962年にイギリスで結成されたロックバンドで、ブルースやR&Bの影響を受けた音楽スタイルで知られ、ロックンロールの象徴的存在となった。
  • 公式サイト:https://rollingstones.com/

アーティストの軌跡

ローリング・ストーンズの音楽は、古典的なブルースとロックンロールに根ざしており、特に初期の作品にはクラシックブルースの影響が強く見られます。

彼らは、1960年代から1970年代にかけて多くのヒット曲を生み出し、音楽シーンに大きな影響を与えました。
代表曲には「(I Can’t Get No) Satisfaction」や「Paint It, Black」、「Brown Sugar」などがあります。

ローリング・ストーン誌の「最も偉大なアーティスト100」で4位にランキングされています。

「ローリング・ストーンズ」の結成当時メンバーは、ブライアン・ジョーンズ(Gt.&Leader)、イアン・スチュワート(Piano&KB.)、ミック・ジャガー(Vo.)、キース・リチャーズ(Gt.)で、その後ビル・ワイマン(Bass.)とチャーリー・ワッツ(Drum)が参加しました。

当初はブライアンがリーダーだったが、ミックとキースがコンビで作詞・作曲をするようになり、彼らがバンドをリードするようになりました。

その後、ブライアンの退団後ミック・テイラー(Gt.)が1974年まで加入し、その後はロン・ウッド(Gt.)が加入し現在に至っています。

残念ながらドラムのチャーリー・ワッツが2021年8月24日に他界しましたが、バンドは現在でも活動しており、半世紀以上の活動において多くのアーティストに影響を与え続けています。

ディスコグラフィ

1965年 アウト・オブ・アワ・ヘッズ / Out Of Our Heads

1968年 ベガーズ・バンケット / Beggars Banquet

1969年 スルー・ザ・パスト・ダークリー(ビッグ・ヒッツVol.2) / Through The Past, Darkly

1969年 レット・イット・ブリード / Let It Bleed

1971年 スティッキー・フィンガーズ / Sticky Fingers

1972年 メイン・ストリートのならず者 / Exile on Main St.

1973年 山羊の頭のスープ / Goats Head Soup

1974年 イッツ・オンリー・ロックン・ロール / It’s Only Rock ‘n Roll

1976年 ブラック・アンド・ブルー / Black and Blue

1981年 刺青の男 / Tatoo You

  • スタジオ・アルバム
  • 『ザ・ローリング・ストーンズ / イングランズ・ニューエスト・ヒット・メーカーズ』(1964年)
  • 『12×5』(1964年)
  • 『ザ・ローリング・ストーンズ No.2 / ザ・ローリング・ストーンズ・ナウ!』(1965年)
  • 『アウト・オブ・アワ・ヘッズ』(1965年)
  • 『ディッセンバーズ・チルドレン』(1965年)
  • 『アフターマス』(1966年)
  • 『ビトウィーン・ザ・バトンズ』(1967年)
  • 『サタニック・マジェスティーズ』(1967年)
  • 『ベガーズ・バンケット』(1968年)
  • 『レット・イット・ブリード』(1969年)
  • 『スティッキー・フィンガーズ』(1971年)
  • 『メイン・ストリートのならず者』(1972年)
  • 『山羊の頭のスープ』(1973年)
  • 『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』(1974年)
  • 『ブラック・アンド・ブルー』(1976年)
  • 『女たち』(1978年)
  • 『エモーショナル・レスキュー』(1980年)
  • 『刺青の男』(1981年)
  • 『アンダーカヴァー』(1983年)
  • 『ダーティ・ワーク』(1986年)
  • 『スティール・ホイールズ』(1989年)
  • 『ヴードゥー・ラウンジ』(1994年)
  • 『ブリッジズ・トゥ・バビロン』(1997年)
  • 『ア・ビガー・バン』(2005年)
  • 『ブルー&ロンサム』(2016年)
  • 『ハックニー・ダイアモンズ』(2023年)

    *引用:The Rolling Stones-Wikipedia
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