Hotel California /Eagles(ホテル カルフォルニア/イーグルス)和 訳

曲の紹介

【曲 名】Hotel California (ホテルカルフォルニア)
【アーティスト】Eagles (イーグルス)
【作詞・作曲】Don Felder(ドン・フェルダー)、Don Henley(ドン・ヘ ンリー)、Glenn Frey(グレン・フライ)
【概 要】1976年にリリースされたイーグルス5作目のアルバムのタイトル曲(同年度グラミー賞最優秀レコード賞受賞作品)

【記事参照元】Wikipedia:Hotel California
【写真引用元】Wikipedia:The eagles

曲の解釈

砂漠のハイウェイを走っていると、コリタス(マリファナの隠語)の香りが漂ってきて、また疲れもあって、目の前に現れたホテルカルフォルニアに泊まることに。そこでは、快楽的な生活が営まれていて、客たちもそれに溺れ自分から出ようとしない。そのことに怖くなって逃げようとするが、逃げられなくなったというストーリーです。

何かの象徴でしょうか?ティファニーやメルセデス・ベンツが出てくるところは面白いです。私が特に好きな歌詞は、
So I called up the Captain “Please bring me my wine”He said,
“We haven’t had that spirit here since nineteen sixty nine”
主人公がワインをオーダーすると彼は「1969年以来スピリットというお酒はもうここには無いのです」おそらく1969年を境に、アメリカはそれまでのアメリカのスピリット(魂)を無くしてしまったと言っています。当時のアメリカ社会あるいは商業主義に傾いていく音楽業界を揶揄しているのではと思います。

そして、最後の歌詞でホテルスタッフから「いつでもチェックアウトはできるが、ぜったいここからは離れられない」と告げられます。これは麻薬や快楽主義から抜け出せない当時のアメリカ社会を批判しているのではと思います。

この曲は、ストーリー性があり、揶揄を使って社会を批判している内容など、歌詞を理解して聴くことで素晴らしさが伝わると思います。ぜひ、若い世代の方に聴いてほしいNo.1の曲です。

歌詞の和訳

(原詞:太文字)

Hotel California

On a dark desert highway,  cool wind in my hair
暗い砂漠のハイウエイ、冷たい風が髪を乱だす
Warm smell of colitas,   rising up through the air

どこからともなく、甘いコリタスの香りが漂ってきた
Up ahead in the distance, I saw a shimmering light
はるか前方に、きらめく明かりが見えた
My head grew heavy and my sight grew dim
頭も重くなって、目もかすんできた
I had to stop for the night
もう今夜は泊まることにした

There she stood in the doorway
入口には彼女が立っていた
I heard the mission bell
そこで、教会の鐘の音を聞いた
And I was thinking to myself
俺はその時思った
“This could be Heaven or this could be Hell”
“ここは天国、あるいは地獄にちがいないと”                    

Then she lit up a candle and she showed me the way
それから、彼女はキャンドルをかざして、案内してくれた
There were voices down the corridor
回廊の下から声が聞こえてきた
I thought I heard them say
それはこんな風に聞こえた                                                     

Welcome to the Hotel California
ホテルカルフォルニアへようこそ
Such a lovely place, such a lovely face
とても素敵なところ、とても素敵な人たちばかり
Plenty of room at the Hotel California
ホテルカルフォルニアはたくさんのお部屋をご用意しています
Any time of year, you can find it here
いつでも、ここでお待ちしております

Her mind is Tiffany-twisted,
彼女のハートはティファニーのペンダントみたいで
She got the Mercedes bends
メルセデスベンツのような流れるような躰をしていた
She got a lot of pretty, pretty boys,
たくさんのかわいいボーイフレンドがいたけど、
that she calls friends
彼女は友達と呼んでいた
How they dance in the courtyard, sweet summer sweat
彼らは、甘く匂う夏の汗を飛び散らせながら、中庭で踊っている
Some dance to remember, some dance to forget
ある者は思い出すために、ある者は忘れるために                      

So I called up the Captain
それから俺は責任者を呼んで言った
 “Please bring me my wine”  
「ワインを持ってきてくれ」
 He said, “We haven’t had that spirit here 
すると彼はこう言った “1969年以来スピリットというお酒は
Since nineteen sixty nine
もうここには無いのです”
 And still those voices are calling from far away 
それから、ずっとあの声が遠くから聞こえてくる
Wake you up in the middle of the night 
真夜中にたたき起こされるくらいの声で
Just to hear them say 
それは、こんな風に聞こえた                                              

Welcome to the Hotel California
 ホテルカルフォルニアへようこそ
Such a lovely place, such a lovely face
とても素敵なところ、とても素敵な人たちばかり
They livin’ it up at the Hotel California  
みなさんホテルカルフォルニアで楽しまれています
What a nice surprise. bring your alibis 
なんて素敵なんでしょう 別の世界が開けますよ                                 

Mirrors on the ceiling,
天井には鏡が、 
The pink champagne on ice     
氷で冷やされたピンクシャンパン、
And she said “We are all just prisoners here 
彼女はこう言った「みんなここでは囚人なの、
Of our own, device” 
自分で持ってるモノや道具のね」
And in the master’s chambers 
支配人の部屋では
They gathered for the feast 
みんなパーティに集まっていた
They stab it with their steely knives 
みんな鋼のナイフで突き刺すけれど、
But they just can’t kill the beast 
獣をすぐに殺すことができない         

Last thing I remember  I was running for the door
最後に覚えてることは、俺はドアーまで走って行った
I had to find the passage back to the place I was before  
前の場所へ戻るために、廊下を引き返さなければならなかった
 “Relax”, said the night man 
「落ち着いて聞いてください」と夜間警備員は言った
“We are programmed to receive 
「これは、もう受け入れるしかないのです
You can check out any time you like
もちろん、お客さまはいつでもお好きな時にチェックアウトできます。
But you can never leave”
しかし絶対ここから離れることはできないのです。」

キーワード

Colitas: 砂漠で生えるサボテンの一種でマイファナの隠語と言われているようです。
Tiffany-twisted: ティファニーツイストというペンダントがあるので、ティファニーのペンダントとしました。Twistという言葉がねじれるという意味があるので、“ねじれた心”と言いたかったのかも?
Alibi: アリバイ、口実ですが、語源のラテン語でali(他の)bi(同じ場所)という意味があるとのことなので、日常生活を離れた他の場所という意味で別世界としました。