MENU

Sister Golden Hair 金色の髪の少女 / America アメリカ

スポンサーリンク
目次

曲の紹介(Sister Golden Hair)

【曲 名】Sister Golden Hair(金色の髪の少女)
【アーティスト】America(アメリカ)
【作詞・作曲】Gerry Beckley(ジェリー・ベックリー)
【概 要】
「A Horse with No Name」は、アメリカのフォークロックバンド「アメリカ」が1975年3月にリリースした2枚目のシングルで、5枚目のアルバム「Hearts(ハーツ)」に収録された。
この曲は、メンバーのジェリー・ベックリーによって書かれ、アメリカのビルボードホット100で1位を獲得し、1週間トップを維持した。

【記事参照元】:Sister Golden Hair-Wikipedia
【記事参照元】:America (Band)-Wikipedia
【原詞引用元】:Sister Golden Hair – Genius

曲について

「Sister Golden Hair」の歌詞は、男性が愛する女性に対する複雑な感情を繊細に描き出しています。

主人公の男性は、金色の髪の若い少女と文通を通して知り合い、恋に落ちました。しかし、おそらく彼女との付き合いの中で、将来のことや結婚という流れが生まれてきて、彼の中での彼女への想いが変わって行きました。
特に、「結論を出したくない」、「友達のままでいたい」という主人公の心情は、多くの男性リスナーの共感を呼び起こすのではないでしょうか?

曲調は、流れるようなメロディーと軽快なギターのカッティングが特徴的で、聴く人の心を明るくし、どこか懐かしさを感じさせます。
この楽曲は、アメリカというバンドのスタイルを象徴する楽曲の一つとして、アメリカの音楽シーンに大きな影響を与え、多くのアーティストにカバーされされています。

America - Sister Golden Hair (Official Music Video)
Sister Golden Hair - America | The Midnight Special

曲の動画

以下の動画をアップしています
  • America – Sister Golden Hair (Official Audio) from RHINO
  • America – Sister Golden Hair (Official Music Video) from BT Music Videos
  • Sister Golden Hair – America | The Midnight Special

歌詞の和訳

(原詞:太文字)

Sister Golden Hair

Well, I tried to make it Sunday, but I got so damn depressed *1
日曜にやろうとしたけど、すごく落ち込んでしまって
That I set my sights on Monday and I got myself undressed
*2
月曜に狙いを定めて、服を脱いだんだ
I ain’t ready for the altar, but I do agree there’s times
*3 *4
僕には結婚する決心はできていない、だけど確かに思うことがあるんだ
When a woman sure can be a friend of mine

女性が本当に友だちになれる時もあるって

2)
Well, I keep on thinking about you, Sister Golden Hair surprise
ずっと君のことを考えているんだ、金色の髪の少女よ、驚きだよ
And I just can’t live without you, can’t you see it in my eyes?

君なしでは生きていけない、僕の目を見てわかるだろう?
I been one poor correspondent and I’ve been too, too hard to find

僕は不器用な文通相手だったし、分かるまでがとても大変だった
But it doesn’t mean you ain’t been on my mind

でもそれは、君が僕の心の中にいなかったわけじゃない

Will you meet me in the middle
*5
僕と折り合いをつけてくれて
Will you meet me in the air?

僕に軽く合わせてくれる?
Will you love me just a little

ほんの少しだけ愛してくれて
Just enough to show you care?

ただ気にかけてくれてると分るくらいで?
Well I tried to fake it

僕はそれをごまかそうとしたけど
I don’t mind sayin’
*6
正直に言うと
I just can’t make it

僕はもう無理なんだ

2)
Well, I keep on thinking about you, Sister Golden Hair surprise
ずっと君のことを考えているんだ、金色の髪の少女よ、驚きだよ
And I just can’t live without you, can’t you see it in my eyes?

君なしでは生きていけない、僕の目を見てわかるだろう?
I been one poor correspondent and I’ve been too, too hard to find

僕は不器用な文通相手だったし、分かるまでがとても大変だった
But it doesn’t mean you ain’t been on my mind

でもそれは、君が僕の心の中にいなかったわけじゃない

Will you meet me in the middle

僕と折り合いをつけてくれて
Will you meet me in the air?

僕に軽く合わせてくれる?
Will you love me just a little

ほんの少しだけ愛してくれて
Just enough to show you care?

ただ気にかけてくれてると分るくらいで?
Well I tried to fake it

僕はそれをごまかそうとしたけど
I don’t mind sayin’
*6
正直に言うと
I just can’t make it

僕はもう無理なんだ

キーワード

*1 damn: 「くそ」「畜生」など強調したい時に使われるスラング
*2 set my sights: ~に狙いを定める、標準を合わせる
*3 altar: (教会の)祭壇、(男性が女性との)結婚
*4 there’s times: ”time”は「回数」で、「何回もある」という意味で「~ことがある」としました。
*5 meet in the middle: 「一致点を見つける」の意味で「折り合いをつける」としました。
*6 I don’t mind sayin’: 直訳では「言うことに躊躇しない」ですが、文脈から「正直に言うと」としました。

スポンサーリンク

アーティストの紹介

【名 前】America (アメリカ)
【結成】1970年
【結成地】ロンドン、イギリス
【メンバー】
Gerry Beckley(ジェリー・ベックリー):アコースティックギター、ボーカル
Dewey Bunnell(デューイ・バネル):リードボーカル、アコースティックギター
Dan Peek(ダン・ピーク):ベース、バックボーカル *1977年脱退、2011年没

アーティストの軌跡

アメリカ(America)は、1971年アルバム「America」でデビューし、フォークロックのジャンルで一世を風靡したアメリカン・イギリス系のバンドです。メンバーはデューイ・バネル(Dewey Bunnell)、ジェリー・ベックリー(Gerry Beckley)、ダン・ピーク(Dan Peek)の3人で構成され、それぞれロンドン駐在のアメリカ空軍に所属する親を持ち、イギリスで育ったという特異なバックグラウンドを持っています。

バンドは1971年に結成され、翌1972年にデビューアルバム『America』をリリース。このアルバムから生まれた代表曲「名前のない馬(A Horse With No Name)」が全米チャート1位を獲得し、一躍スターの座に躍り出ました。その後も「I Need You」「Ventura Highway」「Sister Golden Hair」「Tin Man」など、多くのヒット曲を生み出し、1970年代を通じて音楽シーンの中心で活躍しました。

アメリカの音楽は、アコースティックギターを中心としたシンプルで心地よいサウンドが特徴です。
サウンドは、クロスビー、スティルス、ナッシュなどのフォークロックバンドのスタイルに3部合唱のハーモニーを組み込んだスタイルを作り上げました。洗練されたハーモニーと親しみやすいメロディは、フォークとロックの絶妙な融合を生み出し、多くのリスナーに愛されました。

1977年、ダン・ピークがバンドを脱退しましたが、バネルとベックリーはデュオとして活動を継続。2人はその後もコンスタントにアルバムをリリースし、ライブ活動を行っています。彼らの音楽は時代を超えて愛され続け、多くのアーティストにも影響を与えました。

アメリカは、フォークロックを主流音楽に押し上げる役割を果たしただけでなく、アコースティックギター主体の音楽スタイルを世界に広める一因となりました。今でも「名前のない馬」をはじめとする楽曲はラジオで頻繁に流れ、多くの世代に親しまれています。

彼らの音楽は、自然への畏敬や人間の感情をシンプルに描きながらも、普遍的な魅力を持つものとして、フォークロックの歴史に大きな足跡を残しました。

アルバムの紹介

スタジオアルバム
America (1972)
Homecoming (1972)
Hat Trick (1973)
Holiday (1974)
Hearts (1975)
Hideaway (1976)
Harbor (1977)
Silent Letter (1979)
Alibi (1980)
View from the Ground (1982)
Your Move (1983)
Perspective (1984)
Hourglass (1994)
Human Nature (1998)
Holiday Harmony (2002)
Here & Now (2007)
Back Pages (2011)
Lost & Found (2015)

コメント

コメントする

目次