曲の紹介「Will You Love Me Tomorrow ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー」
【曲 名】Will You Love Me Tomorrow(ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー)
【アーティスト】The Shirelles(シュレルズ)/ Carole King(キャロル・キング)
【作詞】Gerry Goffin(ジェリー・ゴフィン)【作曲】Carole King(キャロル・キング)
【概 要】アメリカの女性グループ「シュレルズ」が1960年11月にシングルリリースし、1961年にビルボード誌Hot100で全米1位を記録した。
ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2004年版)では125位にランキングされている。
作曲者のキャロル・キングをはじめ多くのアーティストがカバーしている。
【記事参照元】Will You Love Me Tomorrow-Wikipedia
【原詞引用元】Tapestry-Carole King album
【画像引用元】Tapestry (Carole King)-Wikipedia
曲について
原曲のアーティストは「シュレルズ」ですが、ここでは作曲者のキャロル・キングが1971年のアルバム”Tapestry”「つづれおり」に収録したカバー・バージョンをご紹介いたします。
シュレルズの原曲は、アップテンポで少しユーモア的に「Will You Love Me Tomorrow?(愛してる?明日も)」と歌っているのに対し、キャロル・キングはスローテンポでしっとりと聴かせてくれます。
歌詞の内容は、「今夜は私をこんなに愛してくれているけど、一夜の遊びじゃないよね?ほんとうに愛してくれてるんだよね?明日になっても、ずっと愛してくれるんだよね?」という女性(?)の不安な問いかけを通じて一途な愛を表現しています。
とてもシンプルでストレートな歌誌の曲ですが、心にささる名曲だと思います。
歌詞の和訳「Will You Love Me Tomorrow ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー」
(原詞:太文字)
Will You Love Me Tomorrow
Tonight you’re mine completely
今夜は、私だけのあなた、すべて
You give your love so sweetly
愛を捧げてくれる、とてもやさしく
Tonight the light of love is in your eyes
今夜は、愛の灯があなたの目の中に
But will you love me tomorrow?
だけど明日も私を愛してる?
2)
Is this a lasting treasure
これは、変わらない宝物、
Or just a moment’s pleasure?
それとも、つかの間の悦びなの?
Can I believe the magic of your sighs? *1
信じていいの?あなたの魔術を、ため息の
Will you still love me tomorrow?
明日もまだ私を愛してる?
Tonight with words unspoken
今夜は、声に出さない言葉で
You say that I’m the only one
あなたは言ってくれる、私だけと
But will my heart be broken
だけど、胸が張り裂けるかも
When the night (When the night)
夜が、(夜が)
Meets the morning (Meets the morning) sun?
出会ったら朝の(出会ったら朝の)太陽に
3)
I’d like to know that your love
知りたいの、あなたの愛は
Is love I can be sure of
愛なのか、私が確信できる
So tell me now, and I won’t ask again
だから今教えて、もう二度と訊かない
Will you still love me tomorrow?
明日もまだ私を愛してる?
Will you still love me tomorrow?
明日もまだ私を愛してる?
キーワード
*1 sighs: 「呼吸・息」ここでは、文脈から「ため息」としました。
アーティストの紹介「Carole King キャロル・キング」
インフォメーション
インフォメーション
- 名前:Carole King(キャロル・キング)
- 生誕:1942年2月9日
- 出身地:米国、ニューヨーク
- サマリー:
- キャロル・キングは1942年2月9日に生まれたアメリカのシンガーソングライターです。
- 彼女は1958年にシングル「ライト・ガール」でデビューし、1960年代から1970年代にかけて数多くのヒット曲を生み出しました。
アーティストの軌跡
「キャロル・キング」は、4歳の時からピアノをはじめ本格的なレッスンを始めました。
高校時代にバンドを結成し、ポール・サイモンとデモ・レコードを作成したりしていました。
高校時代によくデートしていたニール・セダカは1959年に彼女に捧げた曲「おお!キャロル」を大ヒットさせました。
その後、パートナーのジェリー・ゴフィンが作詞、キャロルが作曲という形で、多くのアーティストへ楽曲を提供しました。(リトル・エヴァ「ロコ・モーション」、アレサ・フランクリン「ナチュラル・ウーマン」等)
その後、ジェリー・ゴフィンとは離婚しましたが、1971年にはソロ・アルバム「Tapestory/つづれおり」は全米アルバムチャート連続15週第一位となり、世界的な大ヒットとなりました。
このアルバムには「アイ・フィール・ジ・アース・ムーヴ(I Feel the Earth Move)」や「イッツ・トゥー・レイト(It’s Too Late)」「You’ve Got a Friend 君の友だち」などのヒット曲が含まれ、特に「イッツ・トゥー・レイト」は全米で1位を獲得しました。
1990年にはジェリー・ゴフィンと連名でロックの殿堂入りも果たしました。
また、彼女は数々の賞を受賞しており、グラミー賞では最優秀アルバム賞や最優秀女性ポップボーカル賞を含む4つのグラミー賞を獲得しています。彼女の音楽は今なお多くのアーティストやファンに影響を与え続けています。
ディスコグラフィ
- スタジオ・アルバム
- 『ライター』 – Writer (1970年)
- 『つづれおり』 – Tapestry (1971年)
- 『ミュージック』 – Music (1971年)
- 『喜びは悲しみの後に』 – Rhymes and Reasons (1972年)
- 『ファンタジー』 – Fantasy (1973年)
- 『喜びにつつまれて』 – Wrap Around Joy (1974年)
- 『サラブレッド』 – Thoroughbred (1976年)
- 『シンプル・シングズ』 – Simple Things (1977年)
- 『ウェルカム・ホーム』 – Welcome Home (1978年)
- 『タッチ・ザ・スカイ』 – Touch the Sky (1979年)
- 『パールズ』 – Pearls (1980年)
- 『ワン・トゥ・ワン』 – One To One (1982年)
- 『スピーディング・タイム』 – Speeding Time (1983年)
- 『シティ・ストリーツ』 – City Streets (1989年)
- 『カラー・オヴ・ユア・ドリームス』 – Colour Of Your Dreams (1993年)
- 『ラヴ・メイクス・ザ・ワールド』 – Love Makes The World (2001年)
- 『ホリデイ・キャロル』 – A Holiday Carole (2011年)
- ライブ・アルバム
- 『イン・コンサート』 – In Concert (1994年)
- 『カーネギーホール・コンサート』 – The Carnegie Hall Concert June 18,1971 (1996年)
- 『リヴィング・ルーム・ツアー』 – Living Room Tour (2005年)
- 『トルバドール・リユニオン』 – Live at the Troubadour (2010年)
- 『つづれおり:ライヴ・イン・ハイド・パーク』 – Tapestry : Live at Hyde Park (CD + Blu-ray) (2016年)
- コンピレーション
- Dimension Dolls (1963年/Dimension LP 6001)
- 『おしゃまなロージー』 – Really Rosie (1975年) ※サウンドトラック
- 『グレイテスト・ヒッツ』 – Her Greatest Hits -Songs Of Long Ago (1978年)
- 『私花集』 – A Natural Woman -Ode Collection 1968-1976 (1994年)
- 『タイム・ゴーン・バイ』 – Time Gone By (1994年)
- 『ナチュラル・ウーマン〜ヴェリー・ベスト・オブ』 – A Natural Woman -The Very Best Of- (1999年)
- 『ブリル・ビルディング・レジェンズ』 – Brill Building Legends – Complete Recordings 1958-1966 (1999年)
- シングル
- “Right Girl” / “Goin’ Wild” (1958年、ABC-Paramount 9921)
- “Under The Stars” / “Baby Sittin'” (1958年、ABC-Paramount 9986)
- “Short Mort” / “Queen Of The Beach” (1959年、RCA 47-7560)
- “Oh Neil” / “A Very Special Boy” (1959年、Alpine 57)
- “It Might As Well Rain Until September” / “Nobody’s Perfect” (1962年、Companion 2000)
- “It Might As Well Rain Until September” / “Nobody’s Perfect” (1962年、Dimension 2000)
- “School Bells Are Riging” / “I Didn’t Have Any Summer Romance” (1962年、Dimension 1004)
- “He’s A Bad Boy” / “We Grew Up Together” (1963年、Dimension 1009)
- “A Road To Nowhere” / “Some Of Your Lovin'” (1966年、Tomorrow 7502)
*引用:キャロル・キング-Wikipedia
1971年 つづれおり・キャロル・キング/ Carole King Tapestry
1971年 ミュージック / Music
1972年 喜びは悲しみの後に / Rhymes & Reasons
1973年 ファンタジー / Fantasy
1978年 / グレイテスト・ヒッツ / Her Greatest Hits -Songs Of Long Ago
1991年 サラブレッド / Thoroughbred
2016年 つづれおり:ライヴ・イン・ハイド・パーク /Tapestry : Live at Hyde Park